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オタ女なんて、目指してないのに。

なのに何故こうなった…?ゲーマーも目指していない(笑)。なのになぜこう(ry。

2024-03

アニメ「曇天に笑う」 予想以上だった。

絵とか雰囲気からホモホモしい乙女の萌えアニメかと思ったら
まぁ大体そんな感じではあったんだろうけど
それを踏まえても
純粋に面白いお話だと思う。

時は、腰に剣をぶら下げたお侍さんと忍者と洋服着た憲兵さんが
ごっちゃまぜに生きてる世界。
主人公は「曇天3兄弟」と呼ばれる兄弟の二男。
この兄弟、傾奇者かと思えるくらいに赤と黒がテーマの突飛もない洋服で
琵琶湖のほとりで一族が引き継いでるお仕事をしてる。
その仕事は「琵琶湖の真ん中にある監獄に罪人を船で運ぶ」というお仕事。
これが物語に深く関わってくるのかどうかはまだ解らないのですが、
物語の神髄は「世界を滅ぼすオロチが憑依した人間=「オロチの器」  をどうにかする」のがテーマのようです。
「どうにかする」と書いたのは
主人公側とそれを取り巻く人たちとで「器を滅ぼす」「器を守る」と
思想と理念が入り混じっているから。
主人公側は長男さんが「器は守る」というスタンスでした。

でも、実はこの長男さんがオロチの器だった!!
かなり前からの浸食だったようで、
守るも何も、本人がオロチだったのがあっさりと憲兵側に知られてしまい、
なんとこの長男、処刑されてしまいました。
すごく良い人で、主人公の保護者で
登場人物すべてにとても大きな存在を示していた人でした。

百歩譲ってオロチの器だったとしても
「守る」といったその仲間たちが
(主人公は知らなかったけれど、長男さんのもとにオロチの伝説の解決を手助けするため、
仲間が何人か集まってきてました)
なんとかするんじゃないかと思ったりもしましたが、
あっさりと、長男さんは世界を守るための犠牲として、すべてを背負って処刑台に立ち、逝ってしまわれました。

絵柄もキャラも萌えではありませんでしたが、
さすがにこの展開には打ち震えるものがありました。

このお兄さん、ちょっとうざいけど強くてかっこ良くて
責任感が強くていい人でした。
処刑台に立った時はさすがに何とかしてやりたい気持ちになりましたヨ。

つい最近まで誰も死なないアニメばかりだったのが、
こんな風に「大事な場面で大事なことを伝えながら大事な人が死ぬ」という
ストーリー展開は
とても感動するものがあります。

この先二男と三男がどう成長するのか、
もうすぐ終わりそうな展開ですが(笑)、
まさかこれでオロチの器の呪いが終わるわけがないとワクワクしています。
あと一悶着はあるでしょう!!

まさか長男「死んでませんでしたー」とか言って出てこないんだろうな!
それは許さない。

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